YASUDA ISM

安田の考えをご紹介します

ホーム > 安田イズム詳細 > これからの生成AI時代に必要な 企業における「学び」を考える

2026.08.21 上敷領 忍|マーケティング・DX・AI

これからの生成AI時代に必要な 企業における「学び」を考える

みなさんこんにちは、安田です。

トライアングル・トラスト専門家 マーケター&経営支援コンサルタント 上敷領先生ブログ

第2回の掲載となります。よろしくお願いいたします。

テーマは「これからの生成AI時代に必要な 企業における「学び」を考える」です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 20260821分-3_ChatGPT Image(上敷領先生)

 

 

■ 今、企業が考えるべきは「AIを活用」できる人材の育成

 

生成AIの技術的な進歩が大きく取り上げられている一方で、その技術を使いこなす人材の重要度が高まっています。

AIの活用が将来の成長を左右する可能性が高まる中、AI活用に向けての社員の能力について、人材を見極め、育て、企業の戦力にしていくために世の中の流れに敏感な企業はすでに動き始めています。

 

就職サービス「doda」を運営するパーソルキャリアが2026年2月にAIツールをすでに導入・活用している従業員数501人以上の企業の人事・採用担当者に行った「AI活用実態と人材戦略に関する調査」は生成AIに関する社内教育、評価、報酬、そして課題点という、本格的なAI時代に向かう現在地の確認に役立つ情報を与えてくれています。

 

パーソルキャリア「AI活用実態と人材戦略に関する調査」

https://www.persol-career.co.jp/newsroom/news/research/2026/20260416_2163/ ☜

 

 

■ AI人材の育成は単なる「研修」から「評価」「報酬」へ

 

この調査から、次のような傾向がみえてきています。

①調査対象のAIを導入し、活用している企業では、AIリテラシーの向上を目指し、AI研修をおこなう動きが広がっています。またAI活用の効果を指標とした組織と個人に対して評価を行う企業、そしてインセンティブの設計を行っている企業もあります。

②このようにAIに関するHRの制度構築が進む一方で、AIを「活用できる人」と「活用できない人」の二極化が新たな課題として浮き彫りになってきています。その背景には個人のスキルや学習意欲があるようです。

 

そして、「研修や学びの機会提供」が「AI活用度と業務パフォーマンス」にある程度関係していると考えている人事・採用担当者は約80%と高い傾向を示しています。

 

ここで気になる言葉が「活用できる」という言葉です。

もうすでに「使える」「使えない」ではなく、「活用できる」「活用できない」という段階に入っており、企業や組織の課題解決や新たな取り組みに向けてAIを「活用」し新たな価値を生み出せることが求められる状況に進んでいるのです。

 

 

■ AI時代に経営者が取り組むべき「学び」の形

 

このAIに関するHR戦略の参考となるのが「HRアワード2025」の企業人事部門で最優秀賞を受賞した本田技研工業の「Gen-AIエキスパート制度」です。

ご興味のある方、詳しく知りたい方は、下記のリンクを参照してください。

 

日本の人事部

スキルと熱意を発掘するHondaの「Gen-AIエキスパート制度」わずか3ヵ月の制度設計を実現した原動力とは

https://jinjibu.jp/article/detl/tonari/3933/☜

 

私がこの記事で注目したのは、パーソルキャリアの調査で示された課題に対し、企業がどのように取り組むかを考える一つのモデルになると感じたことです。

 

「ホンダだからできたのでしょう!」という声が聞こえてきそうですが、そこには「企業の文化」「社員の熱意」「経営層の理解と決断」

そして驚くべきは、制度の整備をわずか3か月で行ったというその「スピード感」です。

 

この記事の中の「変化の激しい時代に、時間をかけて制度を検討していては、ビジネスチャンスを逃してしまいます」

出典:日本の人事部『スキルと熱意を発掘するHondaの「Gen-AIエキスパート制度」』

という言葉はAIの進化のスピードの速さと「この状況下で企業はどのような選択をすべきか」という示唆として、素直に受け止めるべきだと思います。

 

前回の記事でも触れたように、外部環境の変化にどのように対応するのか、自社が半歩でも先に進んでいくには何を考え、何を決断しなくてはいけないかという気づきを与えてくれるはずです。

前回記事:マーケティングの視点で見る ~生成AIがもたらす近未来~ https://triangle-trust.jp/yasuda/423/ ☜

 

技術が進歩し、AIが賢くなるほど「多くの仕事がAIによって代替される」と考えている人が多いと思います。しかし、それは人にとって「学び」が必要でなくなるということではありません。

実はこれからさらに、人の価値を高めるために学びの「量と質」が求められ、重要性を増していく可能性があります。

 

今は「AIを活用できる人材」が評価されていますが、ここまで述べてきたように、その「活用」とは、『企業や組織の課題解決や新たな取り組みに向けてAIを「活用」し新たな価値を生み出せること』です。

 

実は今もAIを使う際にその必要性は表れています。どれだけ賢く、的確な回答をAIが提示してくれても人がその内容を「解釈」し、「判断」し、活かせなければ意味がないのです。

つまり人は今よりさらなる「学び」が必要になり、「学び」から新たな価値を生み出せることが人の変わらぬ価値になっていくと考えます。

 

AIは手段です。

AI時代は、AIを含む多様な「学び」とその実践があなたの価値を決める時代になっていきます。

 

 

マーケター/経営支援コンサルタント

上敷領 忍

 

▶上敷領 忍 先生 

プロフィール

ブログ一覧

 

講師紹介

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

「マーケティング・DX・AI」についてのご相談ほか、

トライアングル・トラストまでお問い合わせください。

 

~組織づくりが企業を変える!~

トータルプロデューサー / 課題解決コンサルタント

安田真浪

 

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

お問い合わせや弊社事業に対する詳細説明など面談をご希望の方は、事務局までご連絡ください。

トライアングル・トラスト事務局 info@triangle-trust.jp

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

▶YASUDA ISM(安田イズム)

※安田がプロデュースする取組み、考察ページです。

 

▶ 課題解決コンサルティングTRIANGLE TRUST

https://triangle-trust.jp/

▶ LEGO®SERIOUS PLAY®技法と専用教材を用いたワークショップ

https://lsp.triangle-trust.jp/

▶イプロス

https://mono.ipros.com/company/detail/2098214/

▶Deliveru「新任人材育成担当者向け研修」

https://shop.deliveru.jp/triangle-trust/

Copyright (c) 2020 TRIANGLE TRUST.
All Right Reserved.