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2026.09.08 イベント人材育成とは

第2回採用・育成情報交換会レポート

みなさん、こんにちは。安田です。

今回は、8月28日に開催しました

「第2回 中堅企業人事担当者 採用・育成 情報交換会」について当日の様子を振り返りながらお伝えしたいと思います。第2回となる今回のテーマは「育成」です。
少子高齢化、2040年問題など、これから企業を取り巻く環境は大きく変わっていきます。

そして、変わっていくのは企業だけではありません。
学校教育も大きく変わろうとしています。

人材教育は、「家庭教育 → 学校教育 → 企業内教育」とつながっています。

企業の大切な資産である「人材」への投資が重視されている昨今、その前段階にある「学校教育」で、今どのような教育が行われ、学生がどのように変化しているのか。
企業側も、その実情を理解しておくことが重要だと思います。

 

 

大学教育は、今どう変わっているのか

第1部では、大学および学生への教育の変遷について、愛知大学の鵜飼宏成教授にご講演いただきました。

鵜飼教授は、アントレプレナーシップ教育をはじめ、スタートアップ、DXなど、次世代型教育の第一人者です。

テーマは、

「急速に導入が進むアントレプレナーシップ教育と大学の変化」。

約1時間にわたり、さまざまな資料を活用しながら、大学の変化と、これからの人材育成・人材教育のあり方についてお話しいただきました。

非常に興味深い内容でした。

 

 

実は、トライアングル・トラストの原点でもあります

トライアングル・トラストは2004年、インキュベーション・イノベーション支援を行っていた第三セクター「サイエンス・クリエイト社」の支援を受けて創業しました。
創業した2004年には、愛知県産業労働部事業「創業チャレンジ研究会」を受託し、約40名の起業家創出を支援しました。

翌年2005年には、経済産業省中部局のモデル事業「起業家精神意識喚起事業」を実施しました。

そして2006年には、経済産業省「起業家教育事業」で、自社開発教育プログラム「えんじぇるゲーム®」が採択され、学校教育への導入支援を行いました。

並行して、文部科学省が進めていた「キャリア教育」の支援、そして厚生労働省の「就職支援事業」にも携わりました。
こうした3省の事業に携わってきた経験を経て、現在は中堅企業を中心に、組織課題を解決する支援を行っています。

ですから、わが社にとって、

「アントレプレナーシップ教育」は、まさに教育事業のスタート地点でした。
ちなみに、先ほどご紹介した「起業家精神意識喚起事業」と「起業家教育事業」は、「アントレプレナーシップ教育」にあたる取り組みです。
トライアングル・トラストも、早い時期から「アントレプレナーシップ教育」に関わってきました。

鵜飼教授も同時期に、アントレプレナーシップ教育等を推し進めていらっしゃいました。

立場や役割は異なりますが、同じ時代に、それぞれの立場から「これからの人材教育」に携わってきたことになります。そう考えると、今回こうしてご講演いただけたことは、個人的にも感慨深いものがありました。

 

企業が考える「求める人材像」は、本当に今の時代に合っているのか

アントレプレナーシップ教育についても、少しずつ認知が広がってきたように感じます。

前置きが長くなりました。
今回の鵜飼教授のご講演を、私なりの見解としてまとめますと、

「これからの時代に求められる人材像と、企業がこれまでイメージしてきた人材像との間には、ズレが生じているのではないか」
ということだと、私は受け止めました。

学校教育は変わっています。学生も変わっています。そして、社会そのものが変わっています。

一方で企業側が、過去の経験や「自分たちが若かった頃」の人材像を基準にして、「こういう若者が欲しい」「最近の若者は……」と考えているとすれば、そこにズレが生まれる可能性があります。

だからこそ、まずその現実を理解する。

そのうえで、

「これからのわが社に、本当に必要な人材とはどんな人なのか」
を改めて具体的にイメージし、その人材を採用し、育てていく。

さらに、その手前にある大学とも一緒に取り組んでいく。

その必要性を考えさせていただいた約1時間でした。

 

「育成」がテーマなのに、やはり話題は「採用」へ

講演後は、「情報交換タイム」です。
今回は4つのテーブルに分かれ、1テーブル10名弱。

文字どおり、ひざを突き合わせながら、お互いの会社の状況や考えを話していただきました。

昨年と比べると、かなりスムーズに進行していたように感じます。
積極的にご自身の意見を話される方もいれば、皆さんの話をじっくり聞いている方もいらっしゃいました。

それぞれでしたが、テーブルごとに「カラー」がありました。

昨年に引き続きご参加いただいた方もいらっしゃいましたので、この情報交換会そのものに、少しずつ慣れてきていただいたのかもしれません。

今回のテーマは「採用と育成」です。

各テーブルから最後に発表していただいた内容を聞いていると、企業課題としては、やはり「採用」のウエイトが大きかったようです。

人事の皆さんにとって、それだけ採用が切実な問題なのだと、改めて感じました。

ただ、私はここにも大切なポイントがあると思っています。

「採用」と「育成」は、別々の問題ではありません。

どんな人材を採用したいのか。

その人材を入社後、どう育てるのか。
そして、その人材に将来、会社の何を担ってもらうのか。

ここまでを一つにつなげて考えていかなければならない時代になっているのだと思います。

 

世代交代で「つなぐもの」と「変えていくもの」

続いて、マーケティングの専門家・上敷領先生による「世代交代DX」の講演です。

約30分の講演でしたが、数字を交えながらのお話で、非常に分かりやすく、興味深い内容でした。
世代交代、そして技術継承を考えたとき、「次の世代につないでいくもの」と「ここで変えていくもの」があります。

これまでのものを、すべてそのまま残すことが最善とは限りません。

これまで会社が培ってきた技術、経験、考え方の中で、何を次世代へ残し、何を変えるのか。

世代交代を進めるうえで、その整理がとても大切だと感じました。

 

情報交換会も「育っている」

そして最後は交流会です。

軽食を囲みながら、今度は個別に、一対一でじっくりとお話しいただく時間となりました。

講演を聞く → テーブルで意見交換する → そして最後に、一対一で話す

この流れが、今回はとても自然につながっていたように思います。

第2回ということもあり、昨年から引き続きご参加いただいた皆さんも、運営する私たちも、この「情報交換会」という場に少しずつ慣れてきました。

スムーズに進行できたことは、今回の大きな収穫です。

そして、もう一つ感じたことがあります。

人を育てることを考えるうえでは、企業の中だけで完結させるのではなく、その手前にある学校教育にも目を向ける必要があります。

学校教育がどう変わっているのか。

今の学生は、どんな教育を受けて社会に出てくるのか。

企業は、その人材をどう受け入れ、どう育てるのか。

そして、次の世代へ何をつないでいくのか。

「採用」 ~ 「育成」 ~ 「世代交代」

一見すると別々のテーマですが、実はすべてつながっています。

今回の情報交換会が、それぞれの会社で「これからの人材」を考える一つのきっかけになればと思います。

ご参加いただきました皆さま、ありがとうございました。

 

 


~組織づくりが企業を変える!組織の課題解決コンサルティング~

安田真浪

 

トライアングル・トラストは、組織における各種課題解決のお手伝いをしています。

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