2025.01.09 ガバナンス・コンプライアンスコンサルティング中堅企業五人衆内部統制課題解決髙井 清司
みなさんこんにちは、安田です。
トライアングル・トラストのスペシャル専門家チーム「五人衆」ガバナンスコンサルタント髙井清司先生ブログ
第19回テーマは「ビジネスに役立つ私のお勧めの本」です。
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今回は、コーヒーブレイク的にガバナンス・コンプライアンスの切り口から離れ、私の読書観についてお話ししようと思います。
《私の手帳はずっと同じ》
・私は、社会人1年目から同じ種類の赤の手帳を使っていて、日記風にその日の出来事や見た映画・連ドラ、読んだ本、飲み会、コンサートや落語のイベント等を書いています。手帳は一冊も処分していないので同じ種類の手帳が40冊以上あり、あの時はどうだったかなぁと確認してみると本当にあの時が蘇ります。同じ手帳なので、本棚の一角を占領していますが、使い易いので、同じ手帳に書いていてよかったなと思っています。これからも同じ手帳を使い続けることでしょう。
《私の好きなミステリー小説家》
・私の好きな作家は、ミステリー小説では、東野圭吾氏。面識はありませんが、同じ会社に在籍していたという親近感とどの小説も圧倒的に予測不能な凄い展開でドキドキしながらどの作品も、読んでいて、現在、発刊されている文庫本は全て読んでいます。大ファンです。電車通勤だったことも読書量を維持している一因でしょうが、やはり、内容の素晴らしさでしょうか。私の場合は、発刊されると必ず買うので、どれを読もうかという悩みはありませんが、新たに読んでみようかなと思う人には、文庫本として「東野圭吾公式ガイド」もあり、東野氏のお勧めコメントを見ながら、読みたい本を決めるのもいいかもしれません。とにかく読み始めるとのめり込んでしまう素晴らしい作品ばかりで甲乙つけ難いですね。
《私の目標・コミック「島耕作」》
・次は、コミックですが、好きな作家は広兼憲史氏です。コミックも小説同様、なんでも読むということでなく、広兼氏一本やりで、作品は島耕作と黄昏流星群だけが愛読書です。黄昏流星群は世の中はこうだよなと思える内容なんで、70冊以上発刊されていますが、よく読み返しています。島耕作さんは昭和45年に初芝(モデルはパナソニックだと思われます)入社で最後には社長、会長までに上り詰めたというストーリーですが、自分も同じメーカーということもあり、仕事としてよく似た状況も多く、“経営”や“仕事面で”、勉強になる内容です。現在も尚、連載中で、次回が待ち遠しいという気持ちです。1983年の「課長島耕作(全17巻)」から始まり、役職が順序不同で発刊されています。私が島耕作に出会ったのは、90年頃で、もっと早く出会っていたら、もっと仕事面でも色々なアイデアが浮かんだのではないかと悔しがっています。とはいえ、心酔しているので、多くの名言からヒントを得て、多くの髙井語録になったような気がします。ヒントを得た一番好きな言葉は「旺盛な好奇心と感動する心」です。今でも変わりませんね。他には、「負けたら次に勝てばいい。また負けたらその次に勝てばいい。」これも好きですね。「七転び八起き」ということですが、ずっとモチベーションを持ち続けるということが大切だと思います。
・課長で始まったコミックですが、その後、広兼さんが多くの役職を手掛け、徐々に島耕作の生涯を描くような壮大な大作になっています。
まだ、読んでいない方には、ご自分の年齢に関係なく若い順に読んだらどうかなあと思います。仕事上の失敗であろうが、成功であろうが、自分の行動を客観的な反省に繋がるし、成功への道標のヒントになるのではないでしょうか。 |
騙されたと思って、読んでみてください。発行が古いので、〇〇オフのような中古の本屋さんに行けば、セットで安価に入手できるし、ネットでも購入可能でしょう。お勧めです!
因みに出世順で並べてみると次のようになります。
学生(全6巻)→学生就活(3)→ヤング(4)→ヤング主任(4)→係長(4)→課長(17)→部長(13)→取締役(8)→常務(6)→専務(5)→社長(16)→会長(13)→相談訳(5)→社外取締役(連載中、現在5巻まで)現時点、109冊の大作です |
《仕事に役立つ本の活用》
・会社で経営に近い部署の方なら、是非、読んで頂きたい本を紹介します。三枝匡氏の三部作「戦略プロフェッショナル」「経営パワーの危機」「V字回復の経営」です。三枝さんは、講演会でお呼びしたこともありますが、本当にためになるいいお話とヒントだったと記憶しています。一言でいえば、実業家、事業再生のプロですね。検索してみると、ミスミグループの総帥で、大学教授など数々の分野で活躍されている方です。
・三部作のどれを選んでもいいですが、私は、「経営パワーの危機」を選んで、賛同してくれた自分の担当分野の課長クラスに打診し、賛同してくれた若手リーダー数名と読書会をしたことがありました。本の内容は、危機的状況にある会社を一人のリーダーが奮闘し、回復していくストーリーの小説です。多分、実体験からのお話だと想像しています。
小説の章ごとに考え方のまとめや問題提起があり、それらを切り口にして、皆でワイワイ議論するのに最適な内容だと思います。私の実施した読書会は、数名のグループでテーマを決め、週一、定時後に1時間程度、実施しました。次のリーダーを育成する上でもいい方法であったと今でも思います。 |
・ただ、注意しないといけないのは、担当部署以外の人に働き掛けないとこと(越権行為ですので)と残業等、公平、公正やコンプライアンスには細心の注意が必要ですね。課長クラスのレベルアップには是非、ご検討されることをお勧めします。これらの本も島耕作同様、〇〇オフで手に入ると思います。私も読み返すために、探したのですが、見当たらず、多分、誰かに貸したままになっているのでしょう。そこで、〇〇オフを数軒回って110円で入手しました。
《職場活性化の役立つ本の活用》
・紹介したいのは、柴田昌治氏の「なぜ会社は変わらないのか」「何とか会社を変えてやろう」です。職場の活性化を考える上でリーダーや仕掛人に読んで頂きたい本です。会社の状況に合わせて戦略、作戦を立てるために最適な参考書だと思います。これも調べると古い本ですが、内容は今でも通用する真理だと思います。お勧めの本です。
・今回は、私の好きなミステリー小説や私の仕事の教科書であったコミック「島耕作」、また、若手管理職のリーダー達と読書会で議論した文献等を紹介してきました。いかがだったでしょうか。騙されたと思って一冊でも読んで頂けたら幸いです。きっと良かったと思っていただけると信じています。次回は、ガバナンス・コンプライアンス路線に戻って「取締役会」にスポットを当てて、持論を展開したいと思います。今回もお読みいただき、ありがとうございました。ガバナンス・コンプライアンス担当講師の髙井でした。
ガバナンスコンサルタント / 語り合うコンサルタント
髙井 清司
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トータルプロデューサー / 課題解決コンサルタント
安田真浪
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