【ダイバーシティ・コミュニケーション⑭】演劇とコミュニケーションの関係

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2024.12.06 コミュニケーションコンサルティングダイバーシティ中堅企業五人衆松尾朋虎

【ダイバーシティ・コミュニケーション⑭】演劇とコミュニケーションの関係

みなさんこんにちは、安田です。

トライアングル・トラストのスペシャル専門家チーム「五人衆」ブログ、

今回は「ダイバーシティ・コミュニケーション」第14回、テーマは「演劇とコミュニケーションの関係」です。

指導・育成コミュニケーション能力トレーナー　松尾朋虎先生が担当です。

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こんにちは、指導・育成コミュニケーション研修を担当している松尾朋虎です。

今回から、私の本業でもある演劇とコミュニケーションの関係についてお話しします。

三方良し_アートボード 1

現在、私は3つの団体の公演準備に追われていますが、12月15日に本番を迎える静岡県浜松市浜北区で公演予定のシニア劇団浪漫座について紹介したいと思います。

この劇団は55歳以上のシニアしか入団できず、今回の公演では57歳から88歳までの16人のメンバーが舞台に立ちます。「夢を叶えるシニア劇団」をコンセプトに、演劇を通じて楽しみながらシニアが元気を発信する活動を続けています。

今度の公演作品「翔んで浜松」は、浜松VS静岡という学園ドラマで、シニアが高校生役を演じます。このユニークな設定は、私が研修で紹介している「理解を構成する三角形」の理論に基づいています。浜松での公演を成功させるため、この三角形の理論を活用し、シニア世代や地元市民が「面白そう」「行ってみたい」と思うような作品にしました。もしやあの作品のオマージュ⁉と思われたかもしれませんが、そこからヒントを得て創作しました。

この作品には、地元ネタやユーモアがたっぷり詰まっており、稽古場でも大笑いの連続です。演者、観客、そしてスタッフ全員が楽しめる内容にしています。アマチュア劇団は往々にして、自分たちがやりたいものを創る傾向がありますが、それが必ずしも観客の期待に応えるものとは限りません。そのため「理解を構成する三角形」の理論を使い、観客が興味を持ち楽しめる作品作りを目指しています。

「翔んで浜松」は、地元の浜松と静岡のあるあるネタを織り交ぜたハチャメチャな舞台作品です。特にシニアが高校生役を演じるという設定は、観客にとって新鮮で楽しい体験となるでしょう。演劇の顧客データを見ると、20代以下と50代以上の年齢層が多く、30～40代は仕事や子育てで忙しく劇場に足を運ぶのが難しい状況です。そのため、この層にアプローチしやすい内容とすることで、幅広い年齢層に楽しんでいただけるよう工夫しています。

私の「理解を構成する三角形」の理論は、相手にわかってもらうための方法です。この理論を活用することで、観客、演者、スタッフ全員が満足できる三方良しの状況を作り出すことができます。演劇創作においても、親近感やリアリティを持たせるためにこの理論を使っています。

ぜひ、一度シニア劇団浪漫座の公演を観に来てください。シニアパワーを通じて、歳を重ねても挑戦する楽しさと元気をお届けします。演劇創作で培った私のコミュニケーション研修にも興味を持っていただけたら嬉しいです。きっと、あなたのビジネスや人間関係にも新たな視点とエネルギーをもたらすことでしょう。

商品、スタッフ、お客様、三方良しのコミュニケーションで、より良い未来を築けること請け合いです。

本日も一日、頑張りましょう。

指導・育成コミュニケーション能力トレーナー / 演劇人

松尾朋虎

▶松尾朋虎先生　プロフィール