2024.11.15 コミュニケーションコンサルティングダイバーシティ中堅企業五人衆松尾 朋虎
みなさんこんにちは、安田です。
トライアングル・トラストのスペシャル専門家チーム「五人衆」ブログ、
今回は「ダイバーシティ・コミュニケーション」第13回、テーマは「言葉選び」です。
指導・育成コミュニケーション能力トレーナー 松尾朋虎先生が担当です。
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こんにちは、指導・育成コミュニケーション研修を担当している松尾朋虎です。
今回は、コミュニケーションを行う際の「言葉選び」についてお伝えします。人は主に4つの方法でコミュニケーションを取ります。
①言葉や文字(記号):手紙、メール、絵画など
②話す(声)、音:会話、対話、音楽、サイレンなど
③身振り:しぐさ、所作、表情など
④物:お中元、お歳暮、指輪、折り菓子、プレゼントなど
この中で、特に言葉を使う①と②について、知っておくと良いことがあります。それは「人は言われた言葉をまずイメージする」ということです。例えば、「落とすなよ」「転ぶなよ」など、悪いことを避けるように言う場合、人は「落とす」や「転ぶ」というイメージを先にしてしまい、その後の「な」の部分は認識されにくくなります。
たとえば、「あなたは決して美人じゃない」「あなたは決してブスじゃない」と言われた場合、どちらも否定の形ですが、「美人じゃない」と言われるより「ブスじゃない」と言われる方が、気分が悪く感じませんか?これを男性に置き換えるなら、「イケメンじゃない」と「ブサイクじゃない」という表現ではどうでしょうか?相手には否定よりも前の言葉がイメージされるためです。
そこで、否定的な言葉を避け、ポジティブな言葉を使いましょう。例えば、「しっかり持てよ」「気をつけろよ」と言えば、「落とす」から「持つ」へ、「転ぶ」から「気をつける」へと変わります。
また、相手を思いやっているつもりが、逆に能力を低く見せてしまうことがあります。「あなたは身体が悪いから休んでいて良い」「あなたには無理だから私がやる」「無理をしてはダメ」などの言葉です。これを繰り返すと、相手には「私は身体が悪い」「私は無理」というイメージが伝わり、自分の能力を低く見積もってしまいます。代わりに、「良くなったら来て」「これができるようになったら頼む」「やれる範囲で」といった、行動性を高める言葉を選びましょう。
否定的な言葉を使いがちな人は、過去に自分自身がそのように言われてきたからかもしれません。もしそうだと気づいたなら、その逆を試してみましょう。まずは1ヶ月間、肯定的な言葉を使うゲームに挑戦してみてください。自分や周りがどう変わるか、観察してみましょう。驚くような変化が現れるかもしれません。
本日も一日、頑張りましょう。
指導・育成コミュニケーション能力トレーナー / 演劇人
松尾 朋虎
▶松尾 朋虎 先生 プロフィール
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トータルプロデューサー / 課題解決コンサルタント
安田真浪
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