2024.09.20 コミュニケーションコンサルティングダイバーシティ中堅企業五人衆松尾 朋虎
みなさんこんにちは、安田です。
トライアングル・トラストのスペシャル専門家チーム「五人衆」ブログ、
今回は「ダイバーシティ・コミュニケーション」第9回、テーマは「対立」です。
指導・育成コミュニケーション能力トレーナー 松尾朋虎先生が担当です。
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こんにちは、コミュニケーション研修を担当している松尾朋虎です。
今回は、人間関係の中で悩ましい問題の一つ「対立」についてお話しします。私の研修では、対立の解決策について
も触れますが、まずは「なぜ対立が起こるのか?」を考えてみましょう。
対立が起こる背景には、「サード・パーティ(第三者)」の存在があります。例えば、以前は仲が良かった従業員Aと
従業員Bが突然対立するようになった場合、実は、上司Cが従業員Aに「従業員Bがあなたのことをこう言っていた」
と伝え、同様に従業員Bにも「従業員Aがあなたのことをこう言っていた」と伝えていたことがわかります。このよ
うな状況では、従業員AとBの間に対立が生まれてしまいます。
ここで知っておいていただきたいのは、「競争」と「対立」は異なるということです。競争とは、共に同じ目的に向
かって勝敗や優劣を競い合うことです。一方、対立とは、二つのものが反対の立場に立つことを指します。会社は、
同じ目的で物事を行う集団です。例えば、営業マン同士が同じ目的を持って、どちらが多くの契約を取れるか競争す
ることは、会社全体の収益を上げるために良いことです。しかし、対立してしまうと足の引っ張り合いになり、目的
を見失ってしまいます。
ネガティブな意見として「みんながあなたのことをこう思っている」と言うことも、それはサード・パーティとなり、
周りとの対立を生んでしまいます。また、部下に社長の悪口や噂を言っても、サード・パーティになります。何故なら
ば、それによって部下は、社長を信用できなくなってしまうからです。
職場では「競争」はしても「対立」を作ってはいけません。対立が生まれると、生産性が下がります。このようなサー
ド・パーティの存在が、夫婦の対立や国家間の対立さえも生み、離婚や戦争に繋がることになるのです。これは良いこ
とはありません。そもそも噂や嘘は、私が以前紹介した「感情のトーンスケール」では、どのトーンに位置するでしょ
うか?
しかし、対立している二人の間にサード・パーティが存在していることを理解しても、批判的な意見や悪口が止まらな
い人がいます。実は、その人には「ある心のメカニズム」がはたらいているのです。次回のブログで詳しく紹介したい
と思います。
また、「サード・パーティを見つける方法」は、私のコミュニケーション研修「上級編」で、ご紹介しています。ぜひ、
お問合せください。
今日も一日、頑張りましょう!
指導・育成コミュニケーション能力トレーナー / 演劇人
松尾 朋虎
▶松尾 朋虎 先生 プロフィール
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トータルプロデューサー / 課題解決コンサルタント
安田真浪
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※安田がプロデュースする取組み、考察ページです。ご参考までにお読みください。
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