2024.08.17 コミュニケーションダイバーシティ中堅企業五人衆松尾 朋虎課題解決
みなさんこんにちは、安田です。
トライアングル・トラストのスペシャル専門家チーム「五人衆」ブログ、
今回は「ダイバーシティ・コミュニケーション」第7回、テーマは「感情のトーンスケール」緑のゾーンです。
指導・育成コミュニケーション能力トレーナー 松尾朋虎先生が担当です。
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こんにちは、コミュニケーション研修を担当しております松尾朋虎です。
今回は、前回のブログでご紹介した「感情のトーンスケール」の続きとして、
「ノーマルの領域」についてお話しします。
前回は「怒りの領域」についてでした。
その中でも一番高いのが、敵対心。
そこを上がると、単調<退屈<関心がない<満足<穏やかな興味<保守的と、なっていきます。
さて、私たちの日常や職場でよく耳にする「ノーマル」という言葉は、一見「問題ない」という印象を
与えるかもしれません。
しかし、この「ノーマル」の領域は、職場で新たなアイディアを生み出し、効率を向上させ、
イノベーションを推進する上で、少々手強い領域でもあります。
ノーマルの領域は、可もなく不可もなく、といったトーンを持つため、大きな変革を求める場では
物足りなく感じることもあるでしょう。
しかし、怒りや敵対的なトーンを持つ人とのコミュニケーションにおいて、このノーマルのトーンは、
非常に有効です。
例えば、怒りのトーンの人は、とにかく攻撃的で破壊的な行動をとることがあります。
そんな時、感情的にならず、退屈や単調といったトーンで応じることで、相手の感情を和らげ、敵対心
へと引き上げることができます。
つまり、相手が一段階上のトーンにシフトし、より建設的なコミュニケーションが可能になるのです。
また、敵対的なトーンの人に対しても、満足のトーンで対応することが効果的です。敵対的なトーンを
持つ人は、往々にして防御的で反発的です。
「何で私がやるんですか?」というような態度をとることが多いですが、そのような状況で「大変だね」
「キミしかやってくれる人いないからなあ」といった言葉をかけると、相手の反発心が和らぎ、次第に
コミュニケーションが円滑になります。
ノーマルの領域に到達すると、相手は敵ではなくなり、ようやく建設的な対話が可能になります。
ただし、ノーマルのトーンであっても、保守的であるため、新しいアイディアや変革を受け入れることに
対しては慎重すぎる傾向があります。
これが、現代の急速に変化するビジネス環境においては、リスクとなることもあります。
次回のブログでは、この「ノーマル」の上に位置する理想的なトーンについて詳しくご紹介します。
これを理解することで、皆さんが職場でどのようにコミュニケーションをとり、チームを引っ張っていくか、
さらなるヒントが得られるでしょう。
さあ、今日も一日、頑張りましょう!
指導・育成コミュニケーション能力トレーナー / 演劇人
松尾 朋虎
▶松尾 朋虎 先生 プロフィール
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トータルプロデューサー / 課題解決コンサルタント
安田真浪
▶YASUDA ISM(安田イズム)
※安田がプロデュースする取組み、考察ページです。ご参考までにお読みください。
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