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2024.08.02 コミュニケーションダイバーシティ中堅企業五人衆松尾 朋虎課題解決

【ダイバーシティコミュニケーション⑥】感情のトーンスケール 怒りの領域

みなさんこんにちは、安田です。

トライアングル・トラストのスペシャル専門家チーム「五人衆」ブログ、

今回は「「技術ダイバーシティコミュニケーション」第6回、テーマは「感情のトーンスケール 怒りの領域」です。

担当は、指導・育成コミュニケーション能力トレーナー 松尾朋虎先生が担当です。

 

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こんにちは、コミュニケーション研修担当の松尾朋虎です。

今回は、私の研修で人気の「感情のトーンスケール」シリーズの第二弾として、「怒りの領域」についてお話しします。

 

20240802_194番_【素材】ダイバーシティコミュニケーション⑥

 

まずは、怒りの領域に至るまでのトーンを振り返ってみましょう。

前回の「恐れの領域」から、不安<秘められた敵意<あらわにされない憤り<同情心がない<憤り<憎悪<怒り<痛み

<敵意<敵対心という順に、トーンが上がっていきます。

この段階では、恐れのトーンよりもエネルギーが高まっているのが感じられます。

 

特に厄介なトーンとして「秘められた敵意」があります。

その名の通り、敵意を持っていながらそれを隠しています。

このトーンを持つ人は、嘘や噂を流し、人をかく乱します。

「皆が~」と言って否定的な意見を広めたり、良いことを言っているようでトゲのある発言をします。

また、規範的な指示をしながら自分はそれを守らなかったり、コソコソとしたり、秘密が好きだったりします。

これらは、ドラマの裏切者によく見られる振る舞いです。

 

では、このような人にどう対処すれば良いのでしょうか?

少し高いトーンである怒りや敵対心で対応すると、相手は恐れを感じて悪い行動が減ります。

「皆が~」と言われたら「具体的に誰のこと?」と問いただすと、相手は動揺します。

意外なことに、敵対心のトーンと秘められた敵意のトーンは相性が良いのです。

 

例えば、陰で文句を言いながら面と向かって言えない人と、それを代わりに伝える人のコンビを見たことはありませんか?

実は、秘められた敵意のトーンの人が、敵対心のトーンの人に代弁させているのです。

敵対心のトーンの人は、怒りの領域では高いトーンに位置し、正義感で代弁していますが、批判的です。

 

しかし、トーンの高い方は危険なポジションに立ち、低い方は安全なポジションにいることが多いです。

このような状況では、はっきり言えない人の代弁をする必要はありません。

「直接、言ったら?」と受け流すことで、自身を危険に晒さずに済むでしょう。

なぜなら、あなたが危険に晒されても、そのトーンの人は助けてくれないどころか、反対側に立っている可能性があるからです。

まるでドラマのようですね。

 

このトーンの特徴は厄介ですが、もしその人がコソコソせず、怒っても心の内を話せるようになれば、

トーンが上がっている証拠です。

自分にも思い当たることがあり反省できるようなら、そのトーンから抜け出すことができます。

しかし、自己を疑わず、自分は正しいと信じる人は、扱いが難しいです。私なら、責任ある立場に人事するのは避けます。

 

ドラマを観る視聴者のように少し距離を置いて周りの人の振る舞いを観察することで、

自分自身が影響を受けずに対応することができます。

怒りの領域のトーンはとてもパワフルで、圧倒されることもあるかもしれませんが、対策があります。

それは次回のブログでお伝えします。

 

今日も一日、頑張りましょう!

 

 

指導・育成コミュニケーション能力トレーナー / 演劇人

松尾 朋虎

 

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安田真浪

 

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