2024.05.11 コンサルティング中堅企業五人衆人材育成生産性向上課題解決高橋 康友
みなさんこんにちは、安田です。
トライアングル・トラストのスペシャル専門家チーム「五人衆」ブログを、3月2日から公開しています。
今回は、「制度設計」担当の中小企業診断士 高橋康友先生です。
高橋先生には、中堅企業をめざす企業支援をしていただいております。
それでは、高橋先生よろしくお願いいたします。
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▶「ひとの生産性」の算式
時間当たり労働生産性の国際比較データがあります。
公益財団法人日本生産性本部が公表している「労働生産性の国際比較」から確認することができます。
OECD(経済協力開発機構)加盟国の比較データですが、各国の時間当たり労働生産性として、
GDPを就業者数と労働時間をかけたもので割って算出しています。
日本はOECD加盟38カ国中27位(2022年データ)であり、上位ではありません。
しかし、人、物、お金、情報が世界各国の間を移動している現在、国の労働生産性を高めていくことが
持続的に成長していくためには必要不可欠です。
そして、時間当たり労働生産性を、企業における「ひとの生産性」として考えると、
ひとの生産性=付加価値/(社員数×労働時間)
で算出することができます。
分母の「社員数×労働時間」はいわゆる「工数」です。
▶生産性を向上させるためには
工数削減によって仕事を『効率』化し、生産性を向上させることができます。
仕事をより少ない人数で出来ないか、より短い時間で出来ないかと創意工夫することで工数を削減することができます。
しかし、生まれた余力や余裕時間を有効に活用しないと意味がなく、ただ遊んでいるだけになってしまいます。
「生産性を向上させる」ためには、『効率』だけでなく『効果』を上げることが必要です。
『効果』を上げるということは、より多くの「付加価値」を生むということです。
たとえば、工数削減で生まれた余裕時間を教育の時間とする、新製品のアイデアを考える時間とするなど、
新たな付加価値を生み出す源泉とすることが大事です。
さきほどの「ひとの生産性」の式における分子に該当します。
付加価値は、創意工夫によって際限なく高めることが可能です。
▶社員のモチベーション
社員の皆様がやりがいを持って仕事を続けていくためには、業務で成長する機会を与えるだけでなく、
継続的に給与を上げることも必要です。
給与を上げるためには、その原資が必要であり、会社が生み出した付加価値が原資となります。
よって、付加価値を高めていく長期的な取り組みが、企業を持続的に成長させることにつながるといえます。
『効果』と『効率』の両立によって「ひとの生産性向上」を図ることがますます重要となっています。
トライアングル・トラストは、『効果』と『効率』の両立を重視してサポートしていきます。
中小企業診断士
高橋 康友
▶高橋 康友 先生 プロフィール
https://triangle-trust.jp/aboutus/lecturer/#takahashi
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高橋先生、ありがとうごございました。
中小企業がワンランクアップして「中堅企業」になるためには、
やはり「ひとの生産性向上」はポイントが高いですね。
ひとの生産性向上に興味のある方は、トライアングル・トラストまでお問い合わせください。
トータルプロデューサー / 課題解決コンサルタント
安田真浪
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