2026.01.09 【髙井 清司】ガバナンス・コンプライアンスとは
みなさんこんにちは、安田です。
トライアングル・トラスト専門家 ガバナンスコンサルタント髙井清司先生ブログ
第43回テーマは「経営の立て直しは、結局「ビジョン」から始まる」です。
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中小・中堅企業を訪問すると、私はよくこんな言葉を耳にします。
「ビジョンは大事だと分かっている。でも今はそれどころじゃない」
実は、この言葉を口にする会社ほど、経営の軸が見えづらくなっているケースが少なくありません。
私はこれまで、ガバナンスや経営診断の現場で、ビジョンを起点に経営が立て直っていく瞬間を何度も見てきました。
逆に言えば、ビジョンが曖昧なままでは、どれほど施策を打っても、組織は噛み合いません。
ビジョンとは「掲げる言葉」ではない
ビジョンとは、会社の将来像・ありたい姿です。
しかし重要なのは、きれいな言葉かどうかではありません。
・判断に迷ったとき、立ち返れるか
・社員が「この会社で頑張る理由」を説明できるか
この2つに答えられなければ、
それはビジョンが「機能していない」状態だと言えます。
私が関わった企業では、ビジョンづくりに参加した社員が、後に経営幹部や社長になった例も少なくありません。
ビジョンは、人を育て、組織を動かす力を持っています。
ビジョンに必要な6つの視点
ビジョンを考える際、私は次の6つの視点を意識しています。
1.羅針盤(経営の方向性)
2.成長(売上・利益・価値創造)
3.変革(弱みの克服、体質強化)
4.社会性(地域・社会との関係)
5.夢(社員のやりがい、活性化)
6.人間性(人を大切にする経営)
すべてを同じ比重で扱う必要はありません。
何を選び、何を捨てるかを議論すること自体が、経営の再設計なのです。
小さなチームから始める
「ビジョンづくり=大プロジェクト」と考える必要はありません。
中堅企業であれば、キーマンによる小さなチームで十分です。
課長クラスをリーダーに、
部長クラスをアドバイザーとして支える。
将来の経営を担う人材を意識的に巻き込むことで、
ビジョンは「言葉」ではなく「自分事」に変わっていきます。
現実的な進め方
私が勧めている流れは、極めてシンプルです。
1.会社の「ありたい姿」を言葉にする
2.社長の意向を確認しながら素案を練る
3.暫定ビジョンを定め、「何をすべきか」を洗い出す
4.中長期の施策に整理し、部門へ落とす
ここまでできれば、ビジョンは経営計画と自然につながっていきます。
おわりに
ビジョンは、額に飾るためのものではありません。
日々の判断と行動を支える「経営の背骨」です。
もし今、
・経営判断が場当たり的になっている
・社員との温度差を感じている
・次の一手が見えづらくなっている
そう感じているなら、
一度「ビジョン」から立ち止まって考えてみてください。
私は、ビジョンづくりを入口にした経営研修・講演・個別相談を通じて、経営者の皆さまと一緒に、言葉と仕組みの整理をお手伝いしています。
「何から手を付ければいいか分からない」
そんな段階からでも構いません。
ご関心があれば、お気軽にご相談ください。
今回もお読みいただき、ありがとうございました。ガバナンス・コンプライアンス担当講師の髙井でした。
ガバナンスコンサルタント / 語り合うコンサルタント
髙井 清司
▶髙井 清司 先生 プロフィール
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トータルプロデューサー / 課題解決コンサルタント
安田真浪
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