2024.11.01 コミュニケーションコンサルティングダイバーシティ中堅企業五人衆松尾 朋虎
みなさんこんにちは、安田です。
トライアングル・トラストのスペシャル専門家チーム「五人衆」ブログ、
今回は「ダイバーシティ・コミュニケーション」第12回、テーマは「拍手喝采を受け取る」です。
指導・育成コミュニケーション能力トレーナー 松尾朋虎先生が担当です。
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こんにちは、指導・育成コミュニケーション研修を担当している松尾朋虎です。
私は普段、演劇創作を行い、市民が多く出演する劇団で演技指導をしています。また、初めて舞台に立つ人のために「ステージ・マナー」のワークショップも開催しています。
その中の一つに、「拍手喝采を受け取る」というものがあります。拍手は観客からの貢献です。貢献とは、他の人や社会のために役立つこと。それを、しっかり受け取る練習を行います。例えば、子どもがお母さんに花束をプレゼントし、お母さんが「ありがとう」とお礼を言う場面を想像してみてください。どちらがより嬉しいでしょうか?
お母さんは子どもからのプレゼントに喜びますが、実は子どももお母さんの喜ぶ顔を見て嬉しく感じるのです。日本人は、謙遜して「いいのに」「わざわざ買わなくても」と言いがちですが、これが相手の喜びを減らしてしまいます。
人は幼い頃から「誰かを助けたい」「誰かを喜ばせたい」「誰かの役に立ちたい」と思っています。それが実現し、感謝されることで自己肯定感や達成感を得られます。逆に、これが失敗すると「助けても無駄」「自分は役立たず」と感じ、コミュニケーションが減ってしまうのです。
相手が何かをしてくれた時、素直に喜ぶことが相手のためになります。貢献を受け流さず、しっかりアクノレッジ(受け取ったことを示す)ことが大切です。皆さんの中で、コミュニケーションが苦手だけれども誰かを喜ばせようと努力している人がいれば、その努力を受け入れ、感謝の言葉を伝えてみてください。そうすれば、相手も喜び、コミュニケーションが増え、スムーズになります。
コミュニケーションは、誰かを助けたり喜ばせたりすることが成功するたびに増えていきます。相手を助けるために、その行為を受け止め、感謝の気持ちを示すことが大切なのです。
本日も一日、頑張りましょう!
指導・育成コミュニケーション能力トレーナー / 演劇人
松尾 朋虎
▶松尾 朋虎 先生 プロフィール
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トータルプロデューサー / 課題解決コンサルタント
安田真浪
▶YASUDA ISM(安田イズム)
※安田がプロデュースする取組み、考察ページです。ご参考までにお読みください。
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