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2024.08.22 ガバナンス・コンプライアンスコンサルティング中堅企業五人衆課題解決髙井 清司

【ガバナンス・コンプライアンスとは⑩】大谷翔平選手のマンダラチャートにトライ!

みなさんこんにちは、安田です。

トライアングル・トラストのスペシャル専門家チーム「五人衆」ブログ、

今回はガバナンスコンサルタント 髙井清司先生の第10回、テーマは「大谷翔平選手のマンダラチャートにトライ!」です。

 

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20240809_198番_ガバナンス画像元データ

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ガバナンス・コンプライアンス担当講師の髙井です。

先回Web9では、次回は今までお話ししたガバナンスと関連付けて

「大谷翔平選手のマンダラチャート」について語りますと言いました。

まずは、ガバナンスのおさらいから始めましょう。

Web1~3のまとめをWeb4の時に次のように書きました。

 

 

Web1:まず第一歩は、計画体系の見直しと頑張った人がちゃんと評価される人事制度の見直し、この2つが鍵!

Web2:「良い上司の5ヵ条」の実践でガバナンスのレベルアップを!

Web3:職場の風通しを良くすることと管理職のレベルアップが鍵!

 

 

ガバナンスというとまず難解だと思ってしまいますし、

レベルアップの方法もどうやっていくか難しいという印象がありますが、

私は、大切なことは、「良い会社にすること」を社員全員で共有し実行することだと思っています。

 

皆でどうしたら今よりいい会社になるかを考える多くの社員の方がいるとか、

そういう人がどんどん増えているというのがいい会社になるあるべき姿ですね。

 

では、どうしたらいいのでしょうか。

既に何度も同様なことは申し上げ恐縮ですが、

 

それは、

具体的な将来の“ありたい姿”を明確にし、それを社員の方々と共有し、かつ、

その実現が皆の喜びだと思えるような公平な人事等の仕組みを創り上げること。

 

それが大事だと思っています。

 

その進め方ですが、Web1でお話をした方針体系・計画体系を見直すことと人事制度の見直しをお勧めしています。

 

1.方針体系・計画体系については、

 

ビジョンづくり(明確な“ありたい姿”)

ビジョンに基づいた会社、組織、社員の中長期の計画づくり

年度計画づくり

フォローアップでPDCAを回すことです。

 

 

2.公平な人事制度は、PDCAを回す上でより頑張ろうというモチベーションを下支えする仕組みと言えるでしょう。

そして、Web2で申し上げたような上司が多ければ、どんどん「良い上司」が増え、良い会社になると信じています。

また、Web3で述べた「職場の風通しを良くすること」は、別の機会に取り上げます。

 

では、今回は、PDCAを回す上でこれは楽しくレベルアップが図れるのではというのが、

「大谷翔平選手のマンダラチャート」です。

これは、先回紹介をした原田隆史氏の著書「一流の達成力」等、多くの著書がありますが、

ここでは、私の所感をお話しします。

 

 

3.PDCAを回すということは、どういうことでしょう。

「ありたい姿(目標・目的)」を実現する手段を決め、5W1Hで計画化する。

その計画の進捗を確認し、活動が遅れていたり、うまくいっていない時は、挽回策や対応策を皆で議論して決める。

それを私は、「PDCAを回す」と言っています。

 

 

4.そして、マンダラチャートは「目標や目的(Tとしましょう)と手段(Mとしましょう)をシンプルかつ

コンパクトに表したもの」と言えます

文字で説明してもピンときませんね。

貼っている9×9の升目を眺めてみてください。

大谷選手の場合、Tは「ドラ1、8球団」と中心にあります。

これは、8球団からドラフト1位を勝ち取ることを目標(T)にしているということで、

その実現の為、8つの手段(M)を設定しています。

それらは、

体づくり、コントロール、キレ、スピード(160キロ)、変化球、運、人間性、メンタルの8項目で、

つまり、この8項目の手段(M)が達成できればTが実現できるということです。

大変コンパクトにまとめることができ、チームメンバー間で平易に共有できるという優れものだと思います。

そして、立案するプロセスでメンバー間のコミュニケーション向上にも繋がります。

「PDCAを回す」上で大変有益な道具だと思いませんか?

年度計画等で目標達成のコンセプトを共有し、一つひとつの手段(M)について5W1Hで施策を議論しながら決めていく。

良い年度計画づくりのいい道具になりそうですね。

 

 

5.ただ、マンダラチャートでも特性要因図(魚の骨)でも同じですが、皆で一所懸命に知恵を出し合えることが成功の秘訣ですね。

場合によっては、トップダウンの方針で年度計画はこうやって作ってほしいというメッセージが出せれば、

スムーズに進むかもしれませんね。

ご検討されたらいかがでしょうか。

今回は、大谷選手が高校生の時に作ったと言われているマンダラチャートを紹介しました。

これを道具としてうまく使い、良い会社になるための良い年度計画が出来ればいいですね。

私は、益々、大谷ファンになりました。

 

さて、皆さんの会社には親会社や子会社はありますか?

連結経営とかグループ経営とか聞いたことありますよね。

私は、以前、会社の経営企画室長だった頃、連結経営に移行する為に今までの組織、戦略、システムを変革する

期間限定プロジェクトの責任者をしたことがあります。

3ヵ年かけて仲間と創り上げました。

次回は、連結経営に関連した内容について参考になりそうなことをピックアップしてお話しします。

今回もお読みいただきありがとうございました。ガバナンス・コンプライアンス担当講師の髙井でした。

 

 

 

ガバナンスコンサルタント / 語り合うコンサルタント

髙井 清司

 

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トータルプロデューサー / 課題解決コンサルタント

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