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2025.10.02 人材育成とは

[62]中途採用比率43%、いま企業に求められる“育成の土台”

こんにちは、安田です。

 

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昨今増えている「中途入社者」についての育成メニューなどを紹介します。

 

日本経済新聞によると、2024年度採用計画で、中途採用の比率は過去最高の43.0%だったそうです。

もうすぐ半数=50%に届く水準で、2024年は「新卒中心」からの転換点では・・・と見ています。

 

さらに東洋経済の「2025CSR企業総覧」では、

新卒・中途の採用人数が合計20人以上かつ中途採用占有率が50%超、平均勤続年数が15年以上の企業を中途採用占有率が高い順に企業ランキングを紹介しています。

 

1位:中途採用100%(新卒・中途採用の中途占有率)・・・シール剤老舗メーカー

2位: 同  93.5% ・・・制御機器の総合メーカー

3位: 同  90.7% ・・・学研ホールディングス(2037名)

 

サービス業や製造業での中途比率の高さが目立ちます。

 

自社従業員紹介による「リファラル採用」や、一度退職した方を再度採用する「アルムナイ採用」など

中途採用の形が多様化しているようです。

 

 

中途入社者の特徴と課題

 

ここ数年、役職者になってもらいたい方を対象とした研修を行ってきて実感するのは、中途入社者の持つ強みと難しさです。

・メリットは「そもそも社会とは・・・」といった「社会人としての基本感覚を持っている」こと。

・しかし「会社とは」「働くとは」を本質的に理解しているかというと、実はそうではなく、“知っているつもり” の段階であることも多い。

 

さらに、情報は豊富に持っているのに、自社で十分に活かせていないケースも目立ちます。

 

 

育成のポイント

 

ある大学のキャリアセンター責任者が、『「うちの会社はどんな大学生でも育てるから大丈夫!」という企業に入社させたい」と言っていたことがあります。

これは中途入社者にも当てはまるのではないでしょうか。

「どんな中途入社者でも、一人前にします」

その覚悟が企業には必要だと思います。

 

では、まず具体的に何から始めたらよいのかというと、やはり土台の見直しからでしょうか。

そして、目的の再確認、役割の再確認

こうしたベーシックな内容をしっかり整えることで、中途人材はより大きな力を発揮できるようになります。

 

このテーマについては、今後も順を追ってご紹介していきます。
それでは、今回はこのへんで・・・

 

 

~組織づくりが企業を変える!~

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安田真浪

 

 

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