2023.02.13 キャリア意識形成ダイバーシティ社会人基礎力課題解決
みなさんこんにちは、安田です。
秋口から、新入社員と2年目社員のフォローアップ研修が続いていますが、
研修の中で必ず行うのが、「社会人基礎力」自己診断です。
「社会人基礎力」については、
【社会人基礎力とは③】職業的発達にかかわる諸能力「4領域8能力」
で詳細を載せましたが、
非常にわかりやすく、誰でも納得のいく内容となっております。
▶現在、「基礎学力」「専門知識」に加え、それらをうまく活用し、
「多様な人々とともに仕事を行っていく上で必要な基礎的な能力=社会人基礎力」が求められています。
経産省のPDFには、上記の内容が記してあります。
社員研修でもう何百回と使用していますが、このくだりは非常に納得がいきます。
先週、1・2年目社員フォローアップ研修を行った企業様の新入社員から、ある質問を受けました。
「入社のとき(新入社員研修時)は、社会人基礎力をチェックした後に解説がありましたが、今回はないのですか?」
といった内容でした。
わたくしは、
「前回の4月入社時にチェックしたものと比較して、自分がどう変わったのかを確認してもらうのがおすすめなので、後でみんなに説明するね」
と回答しました。
その後、新入社員と2年目社員に
「2022年4月入社時にチェックした自分と、本日2023年2月〇日入社から10カ月経過して、
今自分はどうなのか、現状把握をするとともに、成長した自分を見てほしい。社会人となってがんばっている自分をほめてほしい。
そして、今の自分の課題を把握して欲しい」
と、話しました。
コロナ禍での新入社員のみなさんはとても真面目です。
理不尽なことを体験しているからでしょうか、慎重で、目的を捉えようとしています。
わたくしどもにとって、「社会人基礎力」は教材で新入社員に限らず管理職にも活用しています。
自分で10段階評価をして全体を見るわけですが、もう20年近く、この教材は使用しています。
先に書いた社会人基礎力の定義も、年々深みを感じています。
人材教育、キャリア形成は、20年前と何ら変わっていません。
変わったことと言えば、20年前は、「意識形成=マインドセット」に関する教育は、どちらかと言えばタブー視されていました。
今やっと重要度が理解され、導入されるようになりました。
あの時、20年ほど前に導入されていれば、人材教育はかなり今進歩しているはずです。
日本は20年、30年遅れていると言われますが、教育で見ても本当に然りだと感じています。
これからも、少しでも多くの企業様へ、教材を活用して人材育成支援に励みたいと思います。
≪参考≫社会人基礎力を活用した社員研修
課題解決コンサルタント
安田真浪
▶ 課題解決コンサルティングTRIANGLE TRUST
▶ LEGO®SERIOUS PLAY®技法と専用教材を用いたワークショップ