TRIANGLE TRUST

2017-04-10

新入社員研修を終えて|(1)「学生と社会人の違いとは?」

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人材育成のトライアングル・トラスト 主任講師の桑田です。

4月6日、7日と2日間にわたって新入社員研修を開催しました。

そこで感じたことをお届けしていきます。

第一回目は「学生と社会人の違い」について

弊社の研修の最初は、どんな研修でも必ず行う

「なんのために働くか?」「なぜこの会社で働くのか?」から始まります。

 

「学生時代、採用面接でも同じことを訊かれましたが、入社してから考えると当時とは違う思いがあることに気づきました」

という声が出ましたが、

この問いかけは、自分の置かれる立場や状況が変わると自ずと変わってくるのです。

ですから、新入時はもちろん、

数か月経った新入社員フォローアップ、

2,3年経って迷いが出る頃、

チームリーダーに昇格する時、

管理職に上がるとき・・・

と何度でも行い、その時その時の自分を見つめ直すことでモチベーションと自信を取り戻し、

新たな環境に向かうことができる、大切な内容です。

 

続いて、「学生と社会人の違い」をしっかり認識してもらうため、こんな問いかけをします。

「学生のときと、社会人では何が一番違うと思う?」

グループで話し合って、それぞれ答えが出てきます。

 

「責任が重くなる」

「いろんな年齢の人と接する」

「時間を守ることが必要」

「お金をもらって自立する」

などなど・・・

 

どれも正解。

自分で出した答えに間違いはありません。

 

続いて、

「では、私からひとつだけ“ここが違う”という点を話しますね。国民の三大義務はなんでしょう?」

 

実はこの問いかけは「内定者研修」でも行っており、同じ内容の講義をしています。

今回参加した新入社員のうち、ほとんどのメンバーが内定者研修を受け、そのときの話を聴いているはずですが、全員首を傾げています。

一人の女子が「納税?」と一言。

それをきっかけに「勤労」「教育」がパラパラと出てきました。

それを三角形の各頂点に書くと、「ああ・・・見たことある」(笑)

 

いままでは、みんな学生で、「教育」を受ける側にありました。

これからは「勤労」して「納税」をしていきます。

 

日本の教育には税金がたくさん使われているのを知ってる?

みなさんの教育は、お父さんやお母さんが収めた税金で助けられていたの。

国が発展していくためには「教育」が絶対必要です。

「教育」が途絶えたら国は滅びてしまう。

いまの日本で小学校や中学校に通うのは当たり前だと思っているだろうけど、

これは皆さんの先輩方が支えてくれているからできていることなのです。

 

いままで皆さんは「教育を受ける側」だったけれど、

これからは税金を払って、もっと若い子たちの「教育を支える側」になります。

 

その子たちが教育を受け、成長して、就職してまた税金を納めるようになる。

このサイクルをしっかり回していくことが大事なの。

あなた達は、もう教育のためのお金を出す側になったのです。

これが学生と社会人の大きな違い。

 

最初、「なんのために働くのか?」という問いかけには、

ほぼ全員「生活のため」と答えていました。

 

それが、この話をすると、

「自分の生活のためだけでなく、自分達の後に続く子供たちのため、日本の将来のためなんだ」と変わります。

 

しかし、1ヶ月前にも話したことをほとんど覚えていないように

このときは「ああ、その通りだ」と思っても、

なかなか定着するのは難しいものです。

だから何度も、何度も同じ話をする必要があるのです。

何度同じ話を聴いても、それを聴く立場や状況で捉え方は大きく変わります。

 

私どもの研修は、何度聞いても新しい発見があることを伝えています。

もしかしたら、10年経ってから「ああ、こういうことだったんだな」と

気付くかもしれません。

 

それでも、聴いたときに何か心が動いたことなら、

必ず何かを残していると信じて、毎回新たな気持ちで話すのです。

覚えるのではなく、気付いてもらうために。

例え何年かかっても、気付いたときがその人の適時ということなのですから。

 

新入社員研修を終えて | (2)「電話を怖がる新入社員」

新入社員研修を終えて | (3)「なぜ、新入社員研修でビジネスマナーを学ぶのか?」

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