2022.09.14 SDGsイノベーションコンサルティング課題解決
こんにちは、安田でございます。
【0083】のつづきです。
「カーボンニュートラルとは、こういうこと!」
これまでの動向を押さえたいと思います。
▶ SDGsからの動き
・SDGsは、MDGs(2001~2015年ミレニアム開発目標)の後継として、2015年9月に国連サミットで採択された。
・それは、2016~2030年の国際目標で、「持続可能な世界」の実現するために、17のゴールと169のターゲットで構成されている。目標を達成するためには、「大胆かつ変革的な手段」を取って「経済」「社会」「環境」の3側面を調和させ誰一人取り残さないことを誓うものだ。
・日本では、菅前総理が所信表明に演説で、「2050年までに、温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、すなわち2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現をめざす」と宣言。これにより、産業界は大きく革新的イノベーションへのかじ取りを始めた。
・そして、COP26で、岸田総理が「2050年までにカーボンニュートラルを実現する」とスピーチ。それに伴い、2022年にSDGsモデル8つの重点事項が、アクションプランとして示された。
【8つの重点事項(5つのP+3)】
▶脱炭素の流れ
・1992年リオサミットで国連気候変動枠組み条約が採択され、温暖化問題への取組が始まる
・1997年COP3で具体的な目標を定めた国際条約「京都議定書」採択
・2015年COP21で2020年以降の温室効果ガス排出削減のための新たな枠組み「パリ協定」採択
▶長期目標
・世界の平均気温上昇を産業革命以前に比べて2°Cより十分低く保ち、 1.5°Cに抑える努力をする
・1.5°C未満に抑制するため、世界で排出されるCO2の量を2030年までに2010年比45%まで削減する
※排出量の削減には限界があるので、完全にゼロにすることは不可能。そのため、排出された温室効果ガスを森林や技術で吸収・回収することで、温室効果ガス排出を差し引きゼロにする(カーボンニュートラル)ことを2050年までのその実現を目指しているのだ。
「カーボンニュートラル」の問題は、わたくしたちの子孫に繋がっていく大切な問題です。
私たちが今できることを、今行う。
「ツケ」を次世代にまわさない!
自治体も企業も一般の人々も、「カーボンニュートラル=炭素を中立にする」視点で、
CO2削減に向けて自分ができることを、まずはやっていきましょう!
「カーボンオフセット」の制度も、すごいです。
今、わたしたちがしなければいけないことは、どんどん多様化しています。
その対応策も多様化。すべてが多様化です。
多様化の波の中で、わたくしたちは、やはり「ジブンゴトに捉えて、自分が出来ることを理解して行動していく。
これしかないのだと感じます。
そのためには、意識形成、マインドセットが入り口です。
「カーボンニュートラル」とは、ジブンゴトに捉えて、本来すべきことをやり続けること。
柱は、バランスを整えること。
地方創生とカーボンニュートラルを掛け合わせて、地域でさまざまな取り組みがなされています。
いずれにしろ、まずは1つ始めよう!
トータルプロデューサー
安田真浪
トライアングル・トラストHP
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