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2025.12.17 採用支援

[5]採用活動は、採用計画と求める人物像の構築から

安田です、こんにちは。

 

356番_採用活動

 

「2028卒者採用」支援メニューご紹介に続けて、「採用活動」の大きなポイントをご紹介します。

それは、「求める人物像」の特定です。

 

企業の採用活動の中で、「採用計画」が非常に胆になります。

というのも、大半の企業が「欠員補充」の形式を取っています。

しかし、本来やるべき「採用計画」は、

 

1.将来の事業計画を見据えて、必要であろうと思われる人材(能力含め)を特定化し、採用する

2.事前に適正社員数を算出し、それと照らし合わせをして、部署と人数を決める

 

大きく分けて、この2種類です。

 

解説すると・・・

1.そもそも、経営陣が方針を定めた経営計画を出し、その実現化のための明確な事業計画が出ているかですね。

経営計画・事業計画ともに抽象的な、またはざっくりとした内容だと、結果どういう人材が必要なのかが見えて来ません。

 

2.そもそも、今の社員数は「適正」なのか?

1.の事業計画に沿って本来必要な人数を今後の変動も含めて想定し、不足部分を前もって補います(採用)。

よって、今の状態で判断するのではなく、先の状況を見据えて採用人数を決めます。

その際に、当然自己都合や病気都合での退職者が出るので、その数も考慮しなければいけません。

 

以上が、本来すべき「採用計画」です。

 

次に、人物像を見ていきましょう。

企業が求める人物像。

部署が求める人物像ですね。

生産年齢人口がこの先大幅に減少すること想定すると、DXは必要不可欠です。

そうなると、全体的に求められる人材は「電気系」か「情報通信系」となりますが、こちらも、単純に「電気系」や「情報系」かと言うと、そうではないですね。

 

ここは「掛け算」で考えます。

 

つまり、「○○業界×電気系」、「△△業界×情報通信」といった、掛け合わせた人材が、求める人材です。

そうなると・・・

既存社員のスキルアップやキャリアアップを狙うのか、それとも中途入社者等でベースを持った人材に掛け合わせし育てていくか、ですね。

 

まあ、いずれにしろ、掛け算の世界は見極めるが難しいです。

「レベル」の見極めが、難しいですね。

 

「レベル」とは、こちらが求める「レベル」と、本人が理解・把握している「レベル」です。

求めるレベルが多様化・複雑化している点にも、難しさがありますね。

 

 

さて、今回のブログは少しネガティブな感じになってしまいましたが、採用計画をしっかり立て、求める人物像を明確にして発信する。

無事求める人材を採用し、入社後に予想を越える活躍をしてくれたら、採用担当者はめちゃくちゃモチベーションが上がりますね。

 

現実はなかなか思うようにいきませんが、是非、本来の採用計画・採用活動を地道に行っていただきたい。

また、今の若者に大いに期待しましょう!伸びしろがあります。

 

以上、参考にしてくださいね。

 

 

~組織づくりが企業を変える!組織の課題解決コンサルティング~

安田真浪

 

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