2025.12.17 採用支援
安田です、こんにちは。

「2028卒者採用」支援メニューのご紹介に続き、今回は「採用活動」において意識しておきたいポイントについてお話しします。
それは、「求める人物像」を明確にすることです。
企業の採用活動において、「採用計画」は非常に重要な要素の一つです。
実際の現場では、結果として「欠員補充」という形で採用を行っているケースも多く見受けられます。
ただ、視点を少し引いてみると、採用計画には別の考え方もあります。
本来、採用計画には大きく分けて次の二つの視点があります。
1.将来の事業計画を見据え、今後必要になると想定される人材(能力を含む)を整理し、採用につなげていくこと
2.事前に適正な社員数を算出し、それと照らし合わせたうえで、部署ごとの人数を決めていくこと
それぞれについて、少し整理してみます。
まず一つ目は、
経営陣が方針を定めた経営計画があり、その実現に向けた事業計画が、ある程度具体的に示されているかどうかという点です。
経営計画や事業計画が抽象的なままだと、結果として、どのような人材が必要なのかを描きにくくなってしまいます。
二つ目は、
現在の社員数が、事業計画に対して適正な状態にあるのかという視点です。
①の事業計画に沿って、本来必要となる人数を今後の変動も含めて想定し、不足分をあらかじめ採用で補っていきます。
今の状況だけで判断するのではなく、少し先を見据えて採用人数を考えていくことが大切になります。
その際には、自己都合や体調面などによる退職の可能性も含めて考慮していく必要があります。
以上が、採用計画を考える際の基本的な視点です。
次に、「人物像」について見ていきましょう。
企業として求める人物像、そして部署ごとに求める人物像です。
今後、生産年齢人口が減少していくことを踏まえると、DXへの対応は避けて通れないテーマになっています。
その流れの中で、「電気系」や「情報通信系」といった分野の知見を持つ人材の重要性は、今後さらに高まっていくと考えられます。
ただし、単純に「電気系」「情報系」という切り分けだけでは、十分とは言えません。
ここで意識したいのが、「掛け算」の視点です。
たとえば、
「○○業界 × 電気系」
「△△業界 × 情報通信」
といったように、業界理解と専門分野を掛け合わせた人材像を考えていきます。
その際には、
既存社員のスキルアップやキャリアアップを軸に考えるのか、あるいは、一定のベースを持つ中途入社者を迎え、育成していくのか、といった選択肢も出てきます。
いずれにしても、こうした「掛け算型」の人材については、見極めに悩まれる企業様も少なくありません。
特に難しいのが、「レベル感」のすり合わせです。
ここで言う「レベル」とは、
企業側が求めている水準と、本人が理解・把握している水準との差を指します。
求める水準そのものが多様化・複雑化している点も、難しさの一因と言えるでしょう。
今回の内容は、やや課題感の強い話になりましたが、採用計画を整理し、求める人物像を明確にしたうえで発信していくことは、やはり重要だと考えています。
無事に求める人材を採用でき、入社後に想定以上の活躍をしてくれたとき、採用担当者としてのやりがいや手応えを感じられる場面も増えていきます。
現実には、なかなか思うようにいかないことも多いですが、本来あるべき採用計画と採用活動を、地道に積み重ねていくことが大切だと感じています。
今の若者には大きな伸びしろがあり、その可能性に、引き続き期待していきたいところです。
~組織づくりが企業を変える!組織の課題解決コンサルティング~
安田真浪
トライアングル・トラストは、組織における各種課題解決のお手伝いをしています。
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