YASUDA ISM

安田の考えをご紹介します

ホーム > 安田イズム詳細 > 【人材育成とは54】2025新入社員のタイプ

2025.04.23 キャリア意識形成コンサルティング中堅企業安田 真浪課題解決

【人材育成とは54】2025新入社員のタイプ

こんにちは、安田です。

 

START-2

 

こんにちは、安田です。

 

人と組織の力を高める人材開発情報誌「企業と人材」を発行している民間シンクタンク、産労総合研究所が、3月26日に新入社員のタイプについて、おもしろい内容を発表していました。

 

2025年度新入社員のタイプは、「変化を呼び込む!新紙幣タイプ」だそうです。

 

ちなみに、2021年度以降の新入社員のタイプは、以下の通りでした。

 

2024年度・・・自分の未来は自分で築く!セレクト上手の新NISAタイプ
2023年度・・・可能性は∞(無限大) AIチャットポットタイプ
2022年度・・・新感覚の二刀流タイプ
2021年度・・・仲間が恋しい ソロキャンプタイプ

 

いかがでしょうか?

 

2025年度大卒者は、高校2年の終わりに新型コロナウイルス感染拡大を経験し、5類に移行したのは大学3年生になってから。授業に受験、大学生活、インターンシップ、就職活動など、オンラインと対面の両者を体験しています。

 

2025年度タイプになった理由ですが、まじめな姿勢や高い成長意欲、自然なリーダーシップ・フォロワーシップを発揮できるなど、基本的な能力の高さが評価されています。
その一方で挫折経験が少なく、失敗や不確実さを回避する傾向もみられます。配属先や職場の雰囲気といった条件を重視するなど、「会社選びを失敗したくない」という意識を持っているようで・・・
という中で、自身の居場所が「ここだ」と思うことができれば、新紙幣のように、新たな技術や価値観に期待が持て、組織に新たな風を呼び込み企業文化が変わる起爆剤となりうる、という理由。

 

さて、4月あたまより新入社員研修を実施してきましたので、こちらの見立てを検証してみると、確かに「失敗したくない」「否定されたくない」という考えが強い一方、経験値が少ないので、ものごとについて、そこからの予知能力は低い。そのため、素直で真面目だが、幼さを感じてしまう。
伸びしろは絶大であり、育て方次第でいかようにも化けそう
というのが、私の2025年度新入社員に対する見立てです。

 

産労さんの「変化を呼び込む!」はピンポンだと思います。
「新紙幣」は、時代にあわせてという感じがしますが・・・間違ってはいないでしょう。

 

今年の新入社員で今迄にない点は、研修で「学生時代に一番がんばったことは?」という質問に対して、複数社複数名が、「ギャンブル」を回答したことです。
趣味や遊びは今までもありますが、今年はじめて「ギャンブル」がお目見えし、価値観の違いというか、考え方の違いを感じました。
たぶん、彼らにとって、趣味も部活もアルバイトもギャンブルも同じテーブルなんでしょうね・・・

 

さて、来年は2026年度新入社員のタイプを、どう発表されるのか、楽しみです。

 

ご参考までに・・・

 

 

~組織づくりが企業を変える!~

トータルプロデューサー / 課題解決コンサルタント

安田真浪

 

 

 

トライアングル・トラストは、組織における各種課題解決のお手伝いをしています。

オーダーメイドプログラムで、担当者様と一緒に取り組んでいます。

お気軽にご相談ください。

 

 

▶ 課題解決コンサルティングTRIANGLE TRUST

https://triangle-trust.jp/

▶ LEGO®SERIOUS PLAY®技法と専用教材を用いたワークショップ

https://lsp.triangle-trust.jp/

▶イプロス

https://premium.ipros.jp/triangle-trust/?hub=157+4672154

▶Deliveru「新任人材育成担当者向け研修」

https://shop.deliveru.jp/triangle-trust/

Copyright (c) 2020 TRIANGLE TRUST.
All Right Reserved.