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2024.11.20 キャリア意識形成コンサルティング中堅企業安田 真浪課題解決

【人材育成とは㊾】彼らの時代に向けて、どう支えていくのか?

こんにちは、安田です。

 

20240925_217番_人材育成

 

約10年程前、中部地域建設業界の主要な会社の次世代リーダー育成をしていた際に、

受講社員が、わが社に企業理念がないことに気づいて、6代目社長が企業理念を作成する

お手伝いをしたことがあります。

 

企業理念は、先人の社長や現社長の思いを文書化し、その解説文も作成しました。

会社にとって、大切な目的はまずは「企業理念」です。

ここが抜けていたため、社内方針がふわんとしていました。

 

「企業理念」作成後、事業方針や事業計画は、若手社員で内容を決めていきたいと社長からお話があり、驚きました。

社長が決めずに若手社員が会社の柱を決めていくということです。

その理由を尋ねたら、「やがて彼らの時代になるわけだから、彼らが決めるべきだ」という言葉に、そういう考えもあるんだなと納得しました。とても印象的な出来事でした。

 

それ以降、次の時代を担う若手社員の考えに沿っていくことも確かに大切だな、と思うようになり、意識しています。

 

やがて彼らの時代になる

年代の違いによる価値観、考え方に違いがあります。

いやがおうでも、月日が経てば、やがて年長者は定年で会社を去り、若手社員が会社をきりもりするわけです。

今までは上層部が方針を立て、ベテラン社員が見本を見せ、若手を育ててきたわけですが、

時代変わって、根本的な柱となる部分が変わってしまった昨今、ベテランのこだわりはあくまでも会社を後退させる可能性がある。

かと言って、経験値の浅い若手の幼い考え方を柱にするのは危険である。

いずれにしろ、彼らをどう育てていくのか、その育てる目的や方針、やり方の見直しが必要です。

 

時間は待ってはくれません。若年層が適正な判断を行えるためには、もちろん今の時代に合った、経験をさせていくのが第一。

しかし、彼らの意図に反しての経験をさせることは、ハラスメントにならないか?と気になってしまう方もいることでしょう。

 

ここをどう考え、どう進めていくのか。

そして、ベテラン社員に若手社員を中心にものごとを考え進めていくことを、どう納得させるのか、なかなか難しい。

 

Z世代」の言葉が巷に出回るようになって、「人材育成」が重視されています。

どちらの会社もリーマンショック以降の採用手控えが影響し、社員はシニアかヤングの二極化です。

へたすると親子程の年齢差の中で、上は下を認め育てていく、下も上の教えを受け留めてそれをベースに基本知識や技術を蓄えていく。

 

ここをどうスムーズに、バランスよく繋げていくのかが大きな課題です。

 

先に書きましたように、大前提を「やがて彼らの時代になる」こととし、彼らが望む時代になるために、年長者がどう支えるのか、という考えが好ましいと思います。

みなさんは、どう考えますか?

 

夏あたりから、新入社員や2年目社員のフォローアップ研修を行っていますが、みんなしっかりと前向きでよく考えています。なかには、大丈夫か?と思う社員もいますが、もしかしたら、彼らの時代になると、われわれが大丈夫か?と思える社員は「普通」の部類になるのかもしれません。

それがいいとか悪いかと判断するのではなく、やがて変わる時代の中で、彼らが企業を、社会を、大きく言えば日本を、どう良くしていくことが出来るか、ということが重要です。

そのために、私たちが「すべきこと」「してはいけないこと」、その前に「理解しておくべきこと」がたくさんあるわけです。

 

ゆとりが、Z世代が・・・ 心配になってしまっても、数十年後は彼らの時代です。

彼らの判断で「正しい」と思える形に近づくために、われわれは何をサポートするのかが

とても大切です。

 

 

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~組織づくりが企業を変える!~

トータルプロデューサー / 課題解決コンサルタント

安田真浪

 

 

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