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2024.10.16 キャリア意識形成ダイバーシティ中堅企業五人衆人材育成採用・定着課題解決

【課題解決コンサルティングとは⑳】Well-being を考える

みなさんこんにちは、安田です。

 

20241016_226番_Well-beingを考える

 

弊社・社名「トライアングル・トラスト」の「トライアングル」は、「バランスを整える」という意味です。

 

武道家である私は、「心技体」を大切にしており、また「3の法則」に重要性を感じていました。

企業も同様です。

3者のバランスが整っていないと、ものごとがうまく進んで行きません。

3者とは・・・

例えば、経営陣と管理職そして一般社員。

製造業では、技術と生産、営業、管理。

など・・・

 

このように、どちか一方が一人勝ちをするのではなく、”三方よし”をどう設計するのか、整えていくかが重要で、それが繁栄に繋がるポイントだと、考えていました。

 

「バランス」を見て、そして整えることはとても大切ですが、

私もそうですが、どうしても欲が邪魔をしたり、強い思いが偏った見方や解釈をしてしまう。 その事に気づかずにいる。

現状をズレなく正しく理解・把握するには、

やはり自分自身の二つの目だけでなく、第三者の目があった方が良いですね。

トライアングル・トラストは、第三者の目となって整えのお手伝いをしています。

 

ズレない、ブレない、整える、という役割です。

 

昨今、「Well-being」について提案する機会が増え、あらためて「Well-being とは、何なのか」を研究しています。

「Well-being」とは、「良い(Well)」と「状態(Being)」からできた言葉で、「身体的・精神的・社会的に良好な状態」のことを指しています。

1946年世界保健機構(WHO)が設立された際に、「健康」を定義づける言葉として使われたのが始まりです。日本語では「健康」や「良い人生」「満ち足りた状態」など、いろいろな訳し方をされていますが、「心と体と社会がいい状態」と考えるとわかりやすいです。

1980年代以降は心理学分野における幸福度調査に活用され、近年ではSDGs目標3で採用され、「福祉」と訳されています。

 

では、「健康経営」との違いは何でしょうか。

それは、「健康経営」は社員の健康管理を会社が担うことで生産性向上を上げていく。会社メリットに繋げるものです。

しかし、「Well-being」は、そこにプラスして、社員のやりがい、幸福度といったモチベーションを加え、会社と社員の「幸福」を追求します。

 

これは、トライアングル・トラストの「トライアングル=バランス」と同じ考えです。

 

会社だけがハッピーではなく、役員も、管理職も、一般社員もハッピーであるために、何をすべきか・・・

それに取り組むわけです。

 

10月12日土曜日の朝日新聞に歴史社会学者で慶応大学教授小熊英二さんの寄稿記事が載っており、なるほど、と納得しましたので、ご紹介します。

 

記事の出だしは、「良い統治とは何か」でした。

「良い統治とは、当該社会の構成員が幸福を追求する条件を整えることだ」

「では幸福とは何か。古代ギリシャ哲学では、人間の幸福は『善くあること』だと考えられていた。各自に役割があり、人として認められ、健康に日々の仕事をしている状態だ。現代日本語なら『みんなに居場所がある』『誰もが一人前と認められる』『各人の尊厳が保たれている』にあたるだろう。こうした幸福は英語では「ウェルビーイング」と訳される。「善く(well)ある(being)」という意味だ。・・・」

 

いかがでしょうか。

この後、政治の話しに続いていくわけですが。

「本来」私たちは何をすべきか、どうあるべきか。その根源が「Well-being=善き状態」にあると思われます。

 

どうしても日本人は「努力」や「我慢」が美徳になりがちですが、そのように考えているのは50歳代以上です。

私たちがすべきことは、真の満足度、幸福度を上げて、ストレスなく仕事にどのように従事していくか、ということです。

少し前、若い社員の早期離職の理由が

「その仕事は、自分でなくてよいから」「自分は求められていなかったから」。

まさに、『みんなに居場所がある』『誰もが一人前と認められる』『各人の尊厳が保たれている』状況が見当たらなかったのでしょう。

上司を見て、数年後、十数年後の自分自身をダブらせて、退職を決めたという理由も多くありました。

最近は、自分らしくいたい、自分の時間を大切にしたい・・・という理由もあります。

今こそ、会社での「働く」を見直さないといけないですね。

 

それは、会社の成果・結果の追求ではなく、社員1人1人の満足度・幸福度の追求であり、働き甲斐を感じる環境やしくみをどのように整備するのかが焦点のようです。そのあたりを含めた改革、改善が必要です。

 

このお話しは、しばらく綴っていきたいなと思います。

今日はここまで・・・

 

 

 

トライアングル・トラストは、企業様の各種課題解説のお手伝いをしています。

オーダーメイドプログラムで、企業の担当者様と一緒に取り組んでいます。

 

お気軽にご相談ください。

 

 

 

~組織づくりが企業を変える!~

トータルプロデューサー / 課題解決コンサルタント

安田真浪

 

 

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