2024.09.11 キャリア意識形成コンサルティング中堅企業安田 真浪採用・定着
みなさんこんにちは、安田です。
現在、トライアングル・トラストは、格上げして、中堅ものづくり企業様の課題解決コンサルティングを行っていますが、
創業当時は、自社開発教育プログラム『えんじぇるゲームⓇ』が、経済産業省に採択され、学校キャリア教育に携わっていました。
そのひとつが、「インターンシップ」です。長期型ですと1カ月、短くて5日間、大学生のみなさんにミッションを示して、
個人で、またはチームで限られた時間の中で計画を立てて取り組んでいただく。
その取り組みを通じて能力開発を行う、「チャレンジ型」のインターンシップです。
当時は、大学のキャリアセンターは教授陣がセンター長を務めていて、「インターンシップ=完全に教育」でした。
そのため、インターンシップを採用活動に繋げることはタブーでした。
ところが、情勢が変わったのは「リーマンショック」以降の就職氷河期です。
わたくしどもの会社も、厚生労働省の緊急雇用事業で、
大学を卒業しても就職が出来なかった、または就職したがすぐ辞めてしまった
新卒者に数カ月かけて就職するためのトレーニングを3~4年行っていました。
また、役所も「キャリア教育のモデル事業」を実施し、この就職難対策に取り組んでおり、
弊社は名古屋市と豊田市のモデル事業を受託、
また愛知県教育委員会事業で県内の高校約220校を就職指導や就職状況などの調査を行いました。
インターンシップ事業はそれ以降、コロナ禍まで毎年行いました。
先のリーマンショック以降ですが、「インターンシップ」が徐々に企業の採用のためのトライアルに変わってきました。
昨今は、「1dayインターンシップ」も多く、正にトライアル。
変遷を知っている、また、大学生の実情も知っているだけに、今の状況を見て、う~ん、と首をひねってしまいます。
先日、愛知県で中部地域の大学と企業とのイベントがあり、参加しました。
そこで、「インターンシップ」がテーマにのぼり、
企業サイドより「最近はインターンシップに来てもその後エントリーする学生が少ない」といった内容の話が出ました。
一応、今までの流れと新卒=新入社員研修を20年行い、いろんな実情を知っているので、
「今の若者は知識と経験がないので、段階を追って経験をさせるのが良い」といった発言を
しましたが・・・・
企業の採用担当者は、何とか採用したいし、でも社内の協力体制が、、といった、いろいろ葛藤があるようでしたが、
私的には、大学の「インターンシップ」は、これまで通り「キャリア教育」でいくべきだと考えます。
若者は未熟です。知識も経験も少ない方が多いです。
また、若者は素直です。1つを知るとそれで良いと思い込んでしまいます。危険です。
今の若者を「育てていく」ことが重要です。
そのためには、先に書きましたように、段階を追って社会を理解させていくのが好ましいと思います。
ちなみに、トライアングル・トラストのインターンシップには、「営業活動」もあって、
白地への飛び込み営業をしてもらったこともありました。
私立文系男子学生10名がチームで取り組みました。
こういうことも大事ではないかと思います。
が、今の時代には合っていないでしょうね・・・
先日の大学と企業のイベントから、「インターンシップのあり方」が気になったので、
安田イズムにつづってみました。
ご参考まで。
トライアングル・トラストは、企業様の各種課題解説のお手伝いをしています。オーダーメイドプログラムで、
企業の担当者様と一緒に取り組んでいます。
お気軽にご相談ください。
トータルプロデューサー / 課題解決コンサルタント
安田真浪
▶YASUDA ISM(安田イズム)
※安田がプロデュースする取組み、考察ページです。ご参考までにお読みください。
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