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2024.01.23 イノベーションコンサルティングダイバーシティ生産性向上課題解決

【課題解決コンサルティングとは⑭】ガバナンスとは・・・

みなさんこんにちは、安田です。

今回は、企業不祥事が多い中で、注目の「ガバナンス」について書きたいと思います。

 

まずは、その意味からです。

 

ガバナンス・・・ 直訳)統治、統制すること。また、その能力。

そして、

コーポレートガバナンス・・・ 意味)会社が、株主はじめ顧客・従業員・地域社会等の立場を踏まえた上で、

透明・公正かつ迅速・果断な意思決定を行うための仕組み

 

低迷する国の原因として、「人材の有効活用を通じたイノベーション」がなされていない。

そこを改善して、付加価値創出生産性向上に繋げることを目的に、

2015年金融庁と東京証券取引所が共同で「コーポレート・ガバナンス・コード原案」を発表し、

この年の6月に全上場企業に適用されました。

 

▶コーポレートガバナンス・コード・・・意味)

上場企業が行う企業統治(コーポレートガバナンス)においてガイドラインとして参照すべき原則・指針

を示したもの。(策定:2015年 改定:2018・2021年)

 

▶コーポレートガバナンス・コード 基本原則

  1.株主の権利・平等性の確保

  2.株主以外のステークホルダーとの適切な協働

  3.適切な情報開示と透明性の確保

  4.取締役会等の責務

  5.株主との対話

 

そして、2021年6月改訂で、以下項目が追加されました。

  1.取締役会の機能

  2.中核人材における多様性確保

  3.サステナビリティを巡る課題への取組み

  4.上記以外の主な課題

 

2024年1月20日の安田イズムで、【組織づくりとは⑲】Society5.0の世界 ☜ を書きましたが、

すべてリンクしています。

 

▶政府が提唱する「Society5.0」とは・・・

サイバー空間とフィジカル(現実)空間を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する

「人間中心の社会」を意味する。

 

そのためには、

取締役会が機能し、中核人材における多様性を確保し、さらにサスティナビリティを巡る課題への取組みが必須です。

 

以上について、

1.企業の経営陣が・・・上記を理解し、まずは取締役会に浸透できるか、ベクトルを合わせることが出来るのか、

2.幹部が・・・経営陣の方向性をもとに、現状の問題点とその元となる課題を把握し、課題解決をする策を立て

それを実践しPDCAをまわすことができるか

3.1.2.を実践しながら、「ひとの生産性」向上を図ることができるか、

そのための標準化や各種制度(しくみ・ルールなど)を整えることができるか

 

「ガバナンス」というと、管理体制と思われがちですが、

今すべきことは、「コーポレートガバナンス」です。

会社が、株主はじめ顧客・従業員・地域社会等の立場を踏まえた上で、透明・公正かつ迅速・果断な意思決定を行うための仕組み

づくりができるか、です。

 

弊社も、そのお手伝いのための準備を現在行っています。

 

 

課題解決コンサルタント

安田真浪

 

▶ 課題解決コンサルティングTRIANGLE TRUST

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