2022.01.17 キャリア意識形成コンサルティング採用・定着課題解決
みなさん、こんにちは。
トライアングル・トラスト安田でございます。
弊社は、もともと社会問題を解決する「社会的企業」で創業スタートをした関係からか、
現在は企業様が抱える問題の課題解決コンサルティングをしています。
業界は「ものづくり系」。建設業および製造業(メーカー)が主です。
建設業支援につきましては、「屋台骨人材育成プロジェクト」と総称をつけました。
今回は、この「屋台骨人材育成プロジェクト」について書きたいと思います。
▶「屋台骨人材育成プロジェクト」の目的
建設業の人材問題は危機的な状況となっています。
若手入職者の減少から就業者の高齢化(2013年就業者 55歳以上約34%、29歳以下約10%)が進み、
就業者2局化による早期離職率増が追い打ちを掛けています。
中部地域では、建設業は製造業に匹敵する地域の基盤産業ですが、現在の状況が継続しますと各産業の屋台骨が崩れ、
第4次産業革命への影響も懸念されます。
将来の担い手人材を幼少時期から意識形成をする抜本的な改革を推し進めなければなりません。
現在の崖っぷちの状況から早期に脱するために、各機関と連携しながら段階を追った各種改善業務を推し進めるとともに、
各それぞれの担当者の育成もあわせて行うことを目的とします。
ということで、
建設業担い手の人材確保・育成を自分たちの手で、様々な機関と協力しながら体制づくりを行う壮大な構想を企画しました。
全体像はあらためてご紹介します。
まずは、わたくしどもが得意とするテーマ「定着」です。
ちなみに、わたくし安田が初めてコンサルティングを行ったのが、ある建設業の相続対策を行うコンサルティング会社の責任者から
ヘッドハンティングのように、コンサルの依頼を受けました。
当時、わたくしは企業保険のトップ営業マンで、非課税枠や権利の評価による相続税対策のお手伝いをしていました。
その後、今の会社を起業して起業コンサルタントになってからは、創業支援や第二創業支援でハコモノ(建物)の設計からお手伝い
をさせていただいた経緯があります。
なぜか、ずっと建設業に絡みながら25年程が経過しました。
さて、お得意の「定着支援」に行く前に、何がうまくいっていないのかについて、建設業の問題点についてご紹介します。
1つめは、建設業の構造です。
今の時流である「働き方改革」に程遠い就業状況、福利厚生含め、いろいろ問題があります。
ここは詳しく書かずともみなさん想像がつくと思います。
2つめは、ここが肝心ですが、新卒者です。
高齢者が非常に多い建設業界ですが、人手不足やIT化などもろもろ諸事情があり、中途がなかなか採用できない、
新卒者については、そもそも分母がない。という状態です。
また高校の土木・建築系に通った子供たちは、就職先が必ずしも土木・建築ではないのです。
ある高校は全員製造業に内定が決まったと聞きました。
いわゆる偏差値、ないしは受かる学校という理由で土木・建築を選んだ子もそこそこいます。
建設業への思い入れが少ない子が多い。そこに来て「働き方改革」です。
以前なら、繁忙期に休みがなくても、「そんなものだ」で済んだでしょう。
今は違います。新入社員はほぼ残業なしで帰ります。
また、問題の低賃金。こちらはかなり改善されました。
初任給が産業別でほぼトップです。
ところが、新入社員と既存社員、例えば入社10年目社員の給料と多くは変わらない。
そうすると、10年働いても・・・ と転職してしまう。
建設業は、「成果物」として建造物などが出来上がるので、そこに「達成感」や「やりがい」を感じるわけですが、
大学キャリア担当曰く、「今どきの大学生は、やりがいの意味がわからない」のだそうだ。
幼くて、やさしく真面目な彼らをどのように育てていくのか・・・
まずは、ここからがスタートです。
お手伝いさせていただきます。
トータルプロデューサー
安田真浪
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