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2021.12.13 キャリア意識形成コンサルティング課題解決起業家教育

【起業家教育とは①】起業家教育の重要性①

みなさま、こんにちは。トライアングル・トラスト安田でございます。

2021年も、残すところあと20日程になりました。

年内、少しでもみなさまにお伝えしたいことを発信していきたいと思います。

 

コロナの関係もあり、企業の業態変容含め、

変わった企業と、変わりつつある企業と、何も変わらない企業

この3者にわかれています。

政府が求めているものはグローバル市場で戦っていける企業へのイノベーションに拍車が

かかりました。

変化に対応し、負けない企業づくりです。

 

人材開発で言うと、

「起業家マインド」を育成する「起業家教育」の重要性を感じます。

弊社は2005年頭初、インキュベーションマネージャーから「起業家教育プログラム作成」

のミッションを受け、「何それ?」からスタートしました。

16年も前のことです。

翌年2006年、経済産業省に自社開発起業家教育プログラム「えんじぇるゲーム®」が採択

され、学校教育から始まり、今は企業の人材開発プログラムとして人気です。

 

さて、「起業家教育」とは何なのかというと、起業家的な人材を育て教育のことです。

ゼロからことを起こし、失敗してもやりつづける強い精神力とさまざまな能力を持つ人材

に育成する教育です。

社員研修で、以前は、受講社員のみなさまにこのような質問をしていました。

「あなたは達成者ですか?それとも未達者ですか?」

そうすると、ほぼ100%の方が自分の今の状況を見て

「未達者」と回答します。

起業家マインドを持った人材は今の状況で判断するのではなく、最終的ゴールを見ているので

「達成者」と答えます。

この「達成者」の意味は、「達成するまでやり続ける」という解釈です。

 

このような、あきらめない、結果にこだわる、結果をだすための努力は惜しまず、カイゼンは

当たり前、といった人材こそが「起業家マインド」をもった人材なのです。

 

2003、2004年当時は、日本企業で自社開発した製品で世界売上トップ10に入る企業が

いない。トヨタ自動車は自動車を開発していません。

そういった意味から、ベンチャー的企業をどうつくりあげていくいのかは大切な問題です。

そこで、経済産業省が進めていました。

当時シンガポールやマレーシアなど、若い未来ある人材、国の将来を担う人材を海外へ

留学させ、そこで学んだ技術を自国に持ち帰り自国の発展に寄与する。

中学、高校から正規授業で「起業家教育」を行なっていました。

日本は、「起業家教育」という概念はなく、当時、文科省もやっと「キャリア教育」に

目を向けはじめ出したところでした。

この遅れは大きいと感じます。

やはり、「マインドセット教育」は大切です。

 

今、コロナ禍で常識や当たり前が通用しなくなり、変化することが余儀なくされてきて

現状分析したり、課題発見したり、カイゼン糸口のを見つけたり、企画したり・・・

まさに起業家教育がベースとなります。

 

「起業家教育」は、課題解決に取組ながら個の能力開発と組織のチームビルディングを

行なうものです。

 

必要とされているな、と本当につくづく思いますので、

しばらく「起業家教育」について書いていきたいと思います。

 

 

マネジメントおよび人材開発コンサルタント

安田真浪

 

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