2024.03.23 イノベーションコンサルティング下 俊久中堅企業五人衆人材育成技術開発課題解決
みなさんこんにちは、安田です。
トライアングル・トラストのスペシャル専門家チーム「五人衆」ブログを、3月2日から毎週公開しています。
今日の担当は、「イノベーション支援」を担当するMr.X先生です。
Mr.X先生のお名前は、4月1日に解禁です。
その理由は、また4月以降にご紹介します。
それでは、「技術開発とは」Mr.X先生よろしくお願いいたします。
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モノづくりの会社にとって、技術開発は企業の競争力を左右するとても大事な仕事であり、将来への大きな投資です。
だからこそ、技術開発の重要性を十分に認識している経営者は、何とか技術者に頑張って成果を出してほしいと願いながら、
経営資源を投下していきます。しかし現実はなかなか厳しく、思うような結果が得られないのが現状ではないでしょうか。
その問題から根本的な原因を探っていくと、
経営者と技術者の「開発を試みる技術に対する価値」の物差しに違いがあることがわかります。
技術者は、わからないことがわかるようになり、できないことができるようになる。
技術的に難しいことに直面すると、さらに“技術者魂”に火をつける着火剤となります。
開発した技術の成果は、もちろん自社への貢献の物差しでもあるわけですが、
その道のりにやりがいや達成感を感じるわけです。
一方、経営者は「出来上がった技術ありき」で考えます。
その技術がどれほどの売り上げに繋がり会社に利益をもたらすのか、
他社よりもどれだけ秀でていけるのか、そこが最も重要であり、競争力が上がるか否かが関心事です。
このように、技術者と経営者の間には、目的のズレや隔たりがあると感じます。
会社が技術開発を進めていくには、経営者と技術開発者のベクトルや価値の大きさを合わせることが重要です。
互いが理解しあうことで、
経営方針に沿った真の技術開発戦略を立てることが出来、結果に繋がっていくのだと思います。
次に技術者側の問題点ですが、大学までの教育では与えられた問題は解けても、
シナリオを作って価値を創造することはほとんど未経験のため、そもそも何から手を付けてよいかわからないというのが現実です。
以上から、若手技術者には経験豊富な先輩達がOJT教育をし、とことん考え抜く機会を与えるのが好ましい。
はじめは試行錯誤かもしれませんが、技術開発は「価値創造」なのです。
世の中にないものを産み出し世の中に貢献できているのだという実感を、小さくてもよいので経験することが大切だと思っています。
「技術開発が価値創造であり、世の中を変える力がある」ということに気づいた技術者は、
技術者としての道を切り拓いて、その力を存分に発揮していくと思います。
このような視点を持ちながら、各企業様の技術開発をサポートし、
イノベーションに繋げていくお手伝いをしていきたいと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。
企画・開発コンサルタント Mr.X
各先生方には、今後、それぞれの専門分野について所見や考え、思い、などをお書きいただく予定です。
お楽しみに・・・
トータルプロデューサー / 課題解決コンサルタント
安田真浪
▶ 課題解決コンサルティングTRIANGLE TRUST
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