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2023.11.09 キャリア意識形成採用・定着課題解決起業家教育

【定着・早期離職回避とは⑧】内定辞退回避をするためには・・・

みなさんこんにちは、安田です。

今年も残すところあと1カ月半となりました。

企業にとって、新卒採用での人材確保もさることながら、

「内定辞退回避」が、大きな課題となっています。年々厳しさが増していますね。

 

わたくしどもの顧客企業様で、昨年内定式直後、入社式直前での内定辞退を初めて体験された企業様が数社ありました。

担当者は初めてのことで驚かれていました。

この流れは、今後ますます加速することが予想されます。

また、コロナ禍で採用を手控えていた大手企業が採用枠を大幅に広げているので、早期離職が出ることも否めません。

 

高卒採用も厳しいですね。

公立高校が少子化、そして私立人気の影響で定員割れとなり、再編が進んでいます。

そのため、従来の学科が大幅に変わってきています。

採用が最も厳しい建設業は、工業高校の建築科・土木科から学校経由で採用となりますが、

工業高校が工科高校に変わる。

土木科は「都市工学科」、建築科は「建築デザイン学科」になるなど、

今風に変わっています。

あらたに、「ロボット工学科」などが新設されています。

このイメージで、高校生が旧体制の「土木建築」に就職するかというと、なかなか難しいですね。

ここは、作戦を考えないと採用ゼロになりかねません。

めでたく採用出来ても、「製造業の方が楽で定時に帰れてお金もまあまあ」と、早期に製造業へ転職する子もそこそこいます。

 

さて、早期離職に話を戻しますが、

大学の就職課、現キャリアセンターは、以前「インターンシップ」はあくまでも「教育」でした。

ところが、現在は完全な「就職活動」です。

1dayインターンシップで、出来るだけ多くの業界・多くの企業を見て、自分にあった仕事をイメージするようにということが目的のようです。

 

わたくしどもの会社では、リーマンショック前後から経産省事業などの事業系から独自系を含め長年インターンシップを行ってきました。多い時は年2回、起業家教育プログラム、いわゆるチャレンジインターンシップに、少なくて1名、多いときは10名以上、事業系では30名以上が参加していました。

15年程関わってきましたが、ずいぶんと変わりました。

というのも、そもそも大学生が業種・職種がわからない。

先の早期離職の理由で昨今増えているな、と感じるのが、「思った内容、イメージと違った」ということです。

それ故に、大学は就職ミスマッチをなくすために、多くの企業へ行って、1day でもいいので、見分を広げるように・・・

とおすすめしているのです。

 

このように、産業を知らない、職種も今一つ理解していない就活生が大半なわけですから、

定着などうまくいくわけがありません。

 

さあ、どう手を打ちましょうか・・・

 

手はいろいろあります。自社に合った人材確保、せっかく入社してもらった人材を退職に繋げない。

今回は、少しそちらについていろいろと書いていきたいと思います。

 

つづく・・・

 

 

 

課題解決コンサルタント

安田真浪

 

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